大阪西成署の女性警官がロマンス詐欺で逮捕 振込先に自身の銀行口座を使うマヌケぶり
佐賀県の女性は20万円を含む約150万円、埼玉県の女性は70万円を含む約1140万円を、このロマンス詐欺グループにだまし取られていた。
6月21日、佐賀県の被害女性から「SNSで知り合ったカナダ人がトルコ警察に拘束された。解放するためにお金が必要だが、どうすればいいですか」と県警に相談があり、事件が発覚した。
■簡単に足がついたワケ
女性が現金を入金した振込先を県警が確認したところ、口座の名義が「オオタニユリナ」の名前になっていた。そこで現金を引き出した日時を調べ、ATMのそばに設置されている防犯カメラの映像を確認すると、現金を引き出す大谷容疑者の姿が写っていた。
「詐欺グループに加わったいきさつや動機はこれからの調べになる。かけ子がカナダ人や日本人ファッションモデルに成りすまし、巡査が現金を受け取るコマとして使われていたとみている」(捜査事情通)
調べに対し、「詐欺行為に加担したのは事実です」と容疑を認めている。