入院患者十数人が死亡…改善命令が出た神戸徳洲会病院のデタラメ管理体制
一連の医療事故をめぐっては、職員から医師の「医療ミス」を指摘する声や、医師と看護師の情報共有体制が不十分という意見が上がり、数日間、カルテを記入していなかった事実も判明。デタラメな管理体制が浮き彫りになった。
今回、医療法に基づいて、兵庫県下で改善命令が出るのは初めてというのだから、よっぽどのことだ。
「市の指導に従わず、病院側の検査体制に改善がみられなかったことから、改善命令に踏み切りました。医療安全体制に重大な不備があったと考えています。これまでは病院長に行政指導をしていましたが、改善命令は法律上、病院設置者である徳洲会本部に出します。改善がみられなければ業務停止処分になります」(前出の担当者)
病院側のあまりにもいい加減な対応には呆れるばかりだ。