売春斡旋ブローカーが2億円荒稼ぎ 日本人女性を“その気”にさせた求人サイトでの誘い文句

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「最低滞在期間は10日から。円安のため、短期間で日本の数倍稼ぐことができ、住み込み食事付き。写メ日記、顔出しもなく、海外なので身バレの心配も少ない。チップはすべて本人のものになる。海外は客単価が決まっておらず、努力次第でギャラがアップするなど、まさに至れり尽くせりの待遇だった」(捜査事情通)

 求人サイトはこんな「Q&A」で女性を「その気」にさせていた。

Q ペチャパイの貧乳でも稼げますか?

A はい、大丈夫です。全然稼げます。

Q この出稼ぎで受け取ったお給料は、自分で確定申告する必要があるのですか?

A ございません。

Q 騙されて拉致や監禁されたりしませんか?

A 何か問題が起きても、見知らぬ街で言葉も通じない。第一、皆お客さんは外国人…と、色々考えちゃいますよね。ところが、SNSや掲示板を見ていると、ちょいちょい外国に出稼ぎしてみた風俗嬢の話が出てくるんです。日本より景気が良さそう。ついでに観光もできるし。日本人女性は海外でも人気があるらしいし。と、ちょっと興味は感じるかもしれませんね

 コロナ禍の3年ほど前から、リスク覚悟で海外に出稼ぎに行く女性が急増したという。日本が貧しくなったことを象徴するような事件だ。

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