覆面パトカーごっこで現場に急行し、タクシーに衝突…“あぶない会社員”の呆れた動機
タクシーはニセ覆面パトカーの助手席のドアに突っ込み、2台はその場で停車した。
タクシーの運転手(61)と乗客3人は捻挫などのケガを負い、全治2週間。事故を起こした本村容疑者が自ら110番し、「パトカーごっこ」を“自供”した。
2人は調べに「警察官が職務質問する様子を見るためにパトカーを追いかけた」と供述しているという。
「車内には回転赤色灯はもちろん、センターコンソール付近には本物のパトカー同様、ハンドマイクやサイレンのスイッチ、スピーカーの音量を調整できる機器まで取り付けられていた。被害者にケガをさせたことから過失運転ではなく、危険運転致傷となった。2人はこれまで同様の危険なパトカーごっこを繰り返していたというから、悪質です」(捜査事情通)
本人たちは走行中の車両が道を譲り、満足だったかもしれないが、アホな「パトカーごっこ」に巻き込まれたタクシー運転手や乗客は大迷惑。たまたま軽傷で済んだが、一歩間違えれば大事故につながる。そんなことも分からないのか。