老舗料亭の御曹司が覚醒剤や大麻所持で逮捕…「金田中」社長ピカピカの経歴とブラックな評判
金田中で修業し、独立した料理人が「社長の話はあまりしたくはないのですが……」としたうえで、「機嫌が悪い時はしょっちゅう従業員を怒鳴りつけていました」と振り返る。
別の元従業員は「週刊新潮」(23年4月13日号)でこう証言していた。
<社長は、重要行事である毎月の試食会にしばしば遅刻してきます。会は各店の夜の営業前、多くは14~15時ごろに行われるのですが、大体30分以上遅れてきて、ひどい時は『今から行く』と電話してきてから2時間かかったこともありました。時間にルーズなだけでなく、携帯電話など私物を店内や車内に頻繁に置き忘れるので、社内からは“大丈夫なのか”といった声も上がっていました>
岡副容疑者は銀座・新橋の芸者が1年に1度、一堂に集まり、踊りを披露する「東をどり」を主催する東京新橋組合の頭取でもある。今年4月、自身が常務を務める「新橋演舞場」が創設100年を迎え、来月21日から27日まで「第100回 東をどり」が開催される。
岡副容疑者は逮捕翌日に掲載された日経新聞のインタビューで<節目の今年は東京五花街、京都五花街、金沢三茶街など、全国19花街にも日替わりで出演してもらう。各地の花街が共に栄えるよう願いを込めた。日本文化を味わい、日本っていいよね、と笑顔で帰ってもらう。それが今の目標だ>と語っていた。
主催者自ら芸者たちの晴れ舞台に水を差した。