日本シリーズの快投に熱視線 マー君の“青天井”評価にメジャーが悲鳴
日本球界に対しては常に高圧的だった米球界が、それでも今回だけは手のひらを返したようにNPB側の要求を受け入れ入札制度を復活させようとしている。
つまり月末までに成立するであろう新入札制度は、ズバリ田中を獲得するためだけのシステムなのだ。
「MLBは基本的にNPBに対して上から目線ですからね。新制度は期間限定の2年、いや、ひょっとしたら1年で失効するかもしれません」とは前出のジャーナリスト。
実際に田中を獲得してしまえば、入札制度は米国にとって百害あって一利なし。田中が海を渡るためだけの時限措置ということになる。
その田中は28日、最も活躍した先発完投型投手に贈られる「沢村賞」を受賞。選考委員の満場一致で選ばれた本人は、「投手にとって一番、大きな賞。うれしい。年間通じてローテーションを守れて、数字がついてきてくれた」と話した。