巨人ナインがなぜか断言…絶不調の坂本「復活」の根拠
坂本勇人(24)は「普通」じゃない。
高卒2年目の19歳で巨人の遊撃レギュラーの座を獲得。そのときから、優男風のあどけない表情とは対照的に、「プレッシャーを感じたことはないんですよね。チャンスだとワクワクします」などと、長嶋茂雄みたいなことを平然と口にしていた。昨年のハワイV旅行では、「スカイダイビングをやりたい」と駄々をこね、周囲が「万が一のことがあったら、どうするんだ。ついこの前、事故もあったらしい」と説得しても、「2度も事故は続かないでしょ。前からやってみたかった」と譲らない。結局、ツアー会社の方が「責任を取れない」と腰を引いてしまって周囲は安堵(あんど)したが、本人はずっと口をとがらせていたという。
そんな男だから、「日本シリーズの大舞台だからといって、硬くなるようなヤツじゃない。伸び伸びやらせれば、必ず何か大仕事をやってのけるはずですよ」と某選手。坂本はこの日本シリーズで17打数2安打の打率・118で主砲の阿部と並んで貧打の象徴、戦犯扱いをされているが、このまま終わるわけがない、というのがナインの見立てなのだ。