“三木谷嫌い”が原因? 楽天日本一パレードにカネが集まらない
「本当に開催できるのか?」
ここにきて地元ファンやチーム関係者からこんな声が上がっている。24日に仙台市内で予定されている楽天・日本一パレードのことだ。
このパレードは仙台市の「東二番丁通り」で行われ、星野監督をはじめ選手らが参加予定。約20万人程度の来場者を予想している。
ところが、パレードの実行委員会が今週初めになって、ファンや個人向けに募っていた協賛金が目標額(見込みは約1億5400万円)に届いていないことを公表。パレードまで残り4日に迫った20日時点でも、協賛金を集める仙台市商工会議所によれば「まだおよそ5000万円足りない」と困惑している。
メジャー移籍が噂される田中やシーズン15勝を挙げた則本らが奮闘した巨人との日本シリーズは日本中が沸いた。この盛り上がりによる来場者増が警備員増などによる予算オーバーを招いたといわれる。だが、本当はそれだけではないという。
地元マスコミ関係者がこう話す。
「楽天のオーナーでもある三木谷さんは全面解禁を主張していた薬のネット販売に対し、政府が一部規制を残す方針を下したことに反発。政府会議の民間議員を辞任すると言ったそばから撤回するなど、このところ自分勝手が目に付く。この動きに政府関係者だけでなく、一般市民からも<自分の会社(楽天)のことばかり考えている>という非難が続出。以後、仙台でも“三木谷不信”が蔓延しているのです」