マー君の女房役・嶋が初吐露「快く送り出してあげたい」

公開日: 更新日:

<橋本清の取りたて直送便「本音を聞きたい」>

「これまで、彼とメジャーのことについて話したことも、聞かれたこともありません」
 楽天の捕手・嶋基宏(28)がこう言います。

 嶋は今、複雑な心境でしょう。メジャー側と合意寸前だった新入札制度が白紙に。土壇場で日本の選手会が了承しなかったことが、一番の原因とされています。嶋はその選手会のトップである選手会長。入札制度がなくなれば、田中将大(25)がメジャー挑戦という夢をかなえるには、海外FA権を取得する15年オフまで待たなければいけません。

 田中は今オフにもメジャー移籍したい意向。そうだと認識している他球団の選手からも、「これで行けなくなったらどうするの?」「マー君があまりに気の毒でしょ」と選手会執行部に疑問の声が噴出しているとの報道もありました。

「選手会が悪者になっている? そうみたいですね。でも、(選手会の事務方から)ちゃんと説明を受けて、必ずしも(マスコミで報道されていることが)正しいわけではない、と」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…