箱根駅伝V候補の東洋大 選手集めの“極意”は進路サポート

公開日: 更新日:

 特に陸上部は駅伝の酒井監督の方針もあり、卒業後の進路を見据えて、部員の半数以上が教職課程を履修している。実業団から勧誘される有力選手であっても、引退後のセカンドキャリアを考えて教員免許を取得して卒業するケースは少なくない。

 体育会の学生向けのキャリアサポートも充実しており、「就職キャリア支援部」という専門部署を立ち上げて就職セミナーや各種資格取得のための講座を開くなど、積極的なサポートを展開している。
 大学関係者によれば、有力な高校生を勧誘する際、学費免除などの好条件を提示しても最近は反応が良くないそうだ。大学生の就職難が深刻な昨今、卒業後の進路サポートが充実していないと選手の親が納得しないという。

 ここまで面倒を見ないと選手は集まらない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走