マエケンvs広島 「年俸3億円」の平行線に巨人・内海の影

公開日: 更新日:

 今季16年ぶりにAクラス入りを果たした広島と、その原動力になった前田健太(25)が早くも水面下で「銭闘」を繰り広げているという。

 まだ正式交渉はしていないものの、球団はすでに今季年俸(2億1000万円)から9000万円アップの3億円を用意。ところが、今季チームトップの15勝を挙げた前田がこの金額に不服のようで、今後の交渉は泥沼の様相。両者の主張は、下交渉の段階から完全に平行線をたどっている。

 広島は前田の貢献度を理解しているものの、金庫の中身が乏しい。仮に前田に3億円以上を払えば、他選手の年俸を下げなければならない事態を招く。ない袖は振れないのだ。
「今季は3位になったとはいえ、CS(クライマックスシリーズ)では持ち出し金が発生して大赤字。加えて、丸、菊池ら今季活躍した若手にはそれ相応の年俸アップが必要。マエケンだけに法外な金額は提示できないというのが球団の言い分です」(関係者)

 この球団のスタンスに前田は巨人・内海を引き合いに出して真っ向から反発しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり