阿部がNYで急接近…高橋由も気を揉む松井の“後継指名”
巨人の高橋由伸(38)が13日、那覇市で中井や阪神の伊藤らと行っている自主トレを公開した。
4月には39歳。巨人はこのオフ、外野手の新外国人を補強した。レギュラー争いは厳しいが、「開幕スタメン? 当然そこを目指す」と意気込んだ。
昨季は4月に左ふくらはぎを肉離れし、長期離脱。この時、一度は引退を考えたというが、5月に松井秀喜(39)に後押しされて現役続行を決意した。2月のキャンプではその“恩人”が臨時コーチを務める予定。高橋由は「野球の話をした記憶がない。どういう話をするのか、横で聞いてみたい」と再会を心待ちにしている様子だった。
松井の方もこれまでは1歳年下の高橋由を気に掛けてきた。しかし、昨年末に主将の阿部慎之助(34)が松井の暮らす米ニューヨークへ出向き、対談が実現したことで2人が急接近。松井は「わざわざ地球の裏側まで来てくれてうれしい。かわいい後輩だなと思う」と人懐っこい阿部にハートをわしづかみにされた。以後、「慎之助あっての巨人」や「慎之助は日本で一番いい打者」などと発言。急速に距離を縮めている。