楽天・新助っ人ユーキリス夫人はサッチー顔負けの“口出し女房”
トラブルメーカーは女房の方かもしれない。主砲のマギーがメジャーのブルワーズに移籍。代わって楽天に入団するのはケビン・ユーキリス(34)だ。
メジャー通算150発の大砲は、レッドソックス時代の07年、松坂とともにワールドシリーズ優勝に貢献。スキンヘッドでヒゲモジャの内野手を覚えているファンもいるだろう。昨年は手術したA・ロッドに代わる三塁手としてヤンキース入りしたものの、自分も6月に腰を手術し、わずか28試合の出場で終わった。
■起用法にアレコレと…
退団したマギーは昨季、全試合に出場し、打率.292、28本塁打、93打点と活躍。ユーキリスはパワーだけでなく、高い出塁率とメジャー屈指の選球眼の持ち主でもあり、アスレチックスのビリー・ビーンGMをモデルにした「マネー・ボール」の中でも絶賛された。マギーを上回る数字が期待されているのだが、懸念材料は彼の女房だという。
あるメジャー関係者がこう漏らす。
「ジュリー夫人はユーク(ユーキリスの愛称)にとって2番目の奥さん。彼女はNFLのペイトリオッツでエースQBを務めるトム・ブレイディの妹なんです。そんな血筋だからなのか、気が強く、何でも自分で仕切りたがる。結婚してからも家庭の主導権を握っているのは夫人で、今回の来日も、迷うユークの背中を押したのは彼女です。つまり、ユークはジュリーの言いなりなんです。しかも、近年は夫の“代理人”として、起用などについて球団関係者に不満を漏らすこともあるという。楽天でも星野監督の起用法にカチンとくれば、グラウンドに乗り込み直談判するかもしれません」