“客寄せ”で渋々? 浅田真央「ソチ団体戦」出場の不安材料

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 ところが、それが許されない事情がある。マスコミ関係者が言う。

「フィギュアは冬季五輪の中でも人気種目ですから、ISUはその人気に便乗し、ソチで団体戦を成功させ、一気にメジャー種目にしたいのです。個人、ペア、アイスダンスそれぞれで活躍するトップ選手、華のある選手を出場させる必要があるからISUは各国に成績上位選手の出場を働きかけている。そんな背景から真央も出場せざるを得ないようです」

 浅田の最強のライバル、キム・ヨナ(23)の韓国は団体戦の出場権がない。キムは五輪連覇を目指すシングル一本に照準を合わせてくる。実力差があるといわれている団体戦への出場は「打倒キム・ヨナ」にマイナスになっても、プラスになることはない。

「真央だって置かれた状況や日本チームの現状を理解しているが、本人の性格からして、気の抜いた演技はできない。逆に、少しでも気を緩めればそれがつまらない転倒やケガの原因になる」とは前出の関係者。

「(前回の)バンクーバーの時はなかった競技なので楽しみです」と浅田は語っていたが、団体戦出場を恨むことにならなければいいが……。

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