キャンプ絶好調! バレンティンにDV逮捕の“後遺症”まったくなし
「150キロなんて見たのは初めてです」用具メーカーの関係者が思わず目を丸くした。
7日の打撃練習中、ヤクルトのバレンティン(29)がスイングスピードを測った。物凄いスイング音ではじき出された数字は148キロ。報道陣のリクエストに応え、2度目のスイングでは驚異の151キロを計測した。用具メーカーの関係者によると、「プロ野球選手の平均は130キロ強」というから、とてつもないスイングだ。
本人は日本語で、「ヨユーデス」と笑顔を見せると、「スイングの力は85~90%。ゲームではスイングスピードを考えずに、しっかりバットをボールに当てることだけに集中している」と話した。小川監督も、「来日当初からスイングスピードは速くなったと感じる。3年連続本塁打王になった自信がかなり大きいと思う。打撃面は全く心配ありません」と絶賛。100%の力で振っていたら、とてつもないスピードが出たはずで、昨季60本塁打でシーズン最多本塁打記録を更新したパワーは今年も健在だ。
■夜の街でも気さくに…
キャンプを視察した評論家の山崎裕之氏も「高い打撃技術は変わっていない。インパクトの瞬間にうまくヘッドを利かせ、軸回転で打てている」と評価する。