巨人・大田は大丈夫か? 宮崎では「連日の繁華街」目撃情報
巨人の大田泰示(23)が24日、一軍キャンプに合流するため、宮崎から沖縄入り。「チャンスは少ないと思うけど、集中力を持って打席に入る。(二軍で)しんどい思いをしたので、それをぶつけたい」と話した。
鳴り物入りでドラフト1位入団して、はや6年目。昨季も一軍出場は21試合にとどまり、打率.161、0本塁打、2打点に終わって、これまで目をかけてくれた主将の阿部に見放された。「ひとりになって今の自分に何が必要なのか考えてやった方がいい」と1月に行う恒例のグアム自主トレのメンバーから除外。事実上の“クビ”宣告だった。
キャンプは二軍スタート。球団に「強化指定」してもらったこともあり、臨時コーチとして参加していた松井から連日マンツーマン指導を受けた。「まだ泰示は特別扱いなのか」とナインに冷ややかに見られているだけに、言い訳はできない。これが選手生命をかけたラストチャンスになる。
同学年で同じ右の大砲候補でもある坂口が一軍で結果を残している。原監督は「宮崎(二軍)で大田泰示がどう感じているか」と気にかけるそぶりは見せているものの、実際はシビアに判断しているともっぱらだ。二軍スタートだったことからも、そのことはうかがえる。