昼も夜も一変 「独身貴族」巨人・坂本が抱える“危機感”

公開日: 更新日:

「一番変わったのはこの男」とナインは口を揃える。
 これまで不動の遊撃手だった巨人坂本勇人(25)。昨季は打率.265、12本塁打、54打点と不本意な成績で、同じ二遊間を守る井端、片岡が加わった今季はレギュラーが確約されていない。危機感からか、これまでのキャンプとは一変したのだ。

 午後2時には終わる全体練習後に主に特守をこなし、室内練習場へ。そこからさらに午後6時ごろまで居残って打ち込むのが日課となった。一軍の選手の中で宿舎に戻るのはだいたい最後。自ら「気分屋」と言う坂本は昨年までは、残って打つ日もあれば、とっとと帰る日もあった。要は気分次第なところがあった。少なくても毎日、自主的に居残りするタイプではなかったが、この変わりよう。原監督は第1クールの総括で「目に付いた選手?強いて名前を挙げるなら(坂本)勇人だね」と“MVP”に挙げたほどだ。

 宿舎に戻っても30歳未満の選手は全員「スイング」といわれるコーチ監視の素振りが課せられている。もちろんこれも主力の長野らと共に参加。一日中バットを振っていることになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造