楽天・則本が自主トレで学んだマー君直伝の“意識改革”

公開日: 更新日:

「そういうわけじゃありません。コントロールを意識するとかじゃなく、状況に応じてピッチングの内容を変化させたいということですね。そのためにはカウントを気にしつつ、マウンド上で状況判断ができないといけない。自分のピッチングを客観的に見られる自分がいたら、と思っています」

――ガムシャラに投げ込む必要がないので、スローペースということですか。

「もちろん、途中から投げ込みの量を増やして、どんどん上げてはいきますけどね。誤解しないで欲しいんですが、(先発ローテは安泰だと)驕(おご)っているわけじゃないですよ。昨季の結果は昨季のこと。もちろん、他の投手の方々との先発争いには勝たなくてはいけない。ただ、自分なりの実績というものを考えた上で、今季はまず開幕までに間に合えばいい。それを踏まえた上で調整を行っているので、決して調子に乗ってるとか、そういうわけじゃないですからね」

――周囲は昨季かそれ以上の成績を期待しています。

「それは開幕してからの話ですね。どこまでやれるかわかりませんし、僕自身、自分の(投手としての)現時点の完成度がきっちりわかっているわけではないので…」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  3. 3

    「65歳からは、お金の心配をやめなさい」荻原博子著

  4. 4

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  5. 5

    タモリが「歌う日露戦争」と評した圧巻の紅白歌合戦パフォーマンス

  1. 6

    高額療養費問題が参院選を直撃か…自民が噴出「立憲の凍結案のまざるを得ない」に透ける保身

  2. 7

    大阪万博パビリオン建設は“24時間体制”に…元請けの「3月中には完成させろ!」で危惧される突貫工事の過酷労働

  3. 8

    西武・西口監督が明かす「歴史的貧打線」の原因、チーム再建、意気込み、期待

  4. 9

    松本若菜に「小芝風花の二の舞い」の声も…フジテレビ“2作連続主演”で休めない“稼ぎ頭”のジレンマ

  5. 10

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉