ドジャース佐々木朗希「省エネ投球」は通用するのか…150キロ中盤はメジャーの平均レベル

公開日: 更新日:

 ストレートの球速は151~155キロ。投じた38球中、ボール球が18球もあった。日本時間26日、ホワイトソックスのマイナーを相手に初の対外試合で登板した佐々木朗希(23=ドジャース)のことだ。

 160キロ超の速球が持ち味で、制球もまとまっている投手にしては物足りない内容だった。現地特派員のひとりがこう言う。

「通常のブルペンでも力を入れたときは制球がバラけています。空気の乾燥したアリゾナで、より滑り易くなっているメジャー球への対応に苦慮している様子がアリアリ。中でもスライダーの制球には苦労しているようで、実戦でも4球しか投げていません。初実戦での投球はおそらく、いまの佐々木にとって目一杯の内容でしょう。球速を求めてあれ以上に腕を振ると、ボールの行方を制御できないのだと思う」

 球威も制球もいまひとつだった初実戦の投球内容は、しかし、今後に向けたヒントになったのではないか。

 佐々木はこれまで、シーズン通して先発ローテーションを守った経験がない。筋力や体力を含めた肉体面は、いまだ発展途上なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 2

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  3. 3

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  4. 4

    大柄で足が速くない僕を、なぜPL学園の中村監督はセカンドにしたのか

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    目黒蓮「劇場版 トリリオンゲーム」興収の"鈍い伸び"で見えてきた不安…キムタクに追いつく日は来るか?

  2. 7

    上沼恵美子が「中居正広問題」で痛恨の判断ミス…木村拓哉という“地雷”を踏んで大炎上!

  3. 8

    フジテレビ問題の余波がここにも! GACKTの「マジでくだらなすぎる」発言に中居正広ファン突撃

  4. 9

    明石家さんま100億円遺産「やらへん」でIMALU“親ガチャ”失敗も…「芸能界で一番まとも」と絶賛の嵐

  5. 10

    Snow Man目黒蓮「トリリオンゲーム」に早くも2つの難題…CDセールス、視聴率ともに苦戦必至