ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

公開日: 更新日:

「ポスティングによるメジャー移籍はどうなっていますか?」

 27日に契約更改、記者会見を行ったロッテ佐々木朗希(22)は今から5年前の2019年秋、ドラフト直前のプロスカウトとの面談時にこう言ってメジャー移籍に関する話題を振ったという。

 早期メジャー挑戦を目指す上に、選手会脱退も判明した佐々木にとって、「プロ経由メジャー挑戦」は岩手・大船渡高校時代からの既定路線だった。

 在学中、メジャーのスカウトが大船渡高を訪ね、当時の国保監督も見守る中、投球を披露したこともある。高3時に163キロをマークした直球はもちろん、変化球の精度も高く、すぐさま合格が出た。本人さえその気なら、すぐにでもメジャー挑戦することができたが、佐々木はまだ160キロの直球に耐えうるカラダが出来上がっていないことを認識。プロ野球で数年間、経験を積んで心身のパワーアップを遂げた上で、満を持して渡米するつもりだったといわれる。

 ポスティングによるメジャー挑戦を球団に要望している今、佐々木にとっては今がまさにそのタイミングだとみているのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇