大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」
キャンプに入ってからすでに3回もブルペンで投球練習をしているのが佐々木朗希(ドジャース)だ。
日本時間18日は変化球を交えて23球のピッチング。近日中にも実戦形式のフリー打撃に登板する予定になっている。
そんな佐々木に関して、ドジャースでは先輩の大谷翔平が、キャンプ初日にこう言っている。
「アリゾナとか、慣れない気候だったりとか、乾燥していますし、なかなか思うようにうまく投げられなかったりするかもしれないですけど、そこは慣れだと思う」
大谷が言うようにアリゾナは空気が異常に乾燥している。朝、室内に干した洗濯物が、その日の夕方にはカラカラに乾いているほど。日中、日差しの強い屋外は、それ以上に空気が乾いている。
「日本の統一球に比べて若干、大きくて重く、サラサラして滑りやすいメジャーの公認球が、乾燥した空気によってさらに滑りやすくなる。特に投手はボールが上ずるため、低めに制球するのに苦労すると聞きました。思うように投げられないというのは、おそらく大谷の体験談でしょう」(特派員のひとり)