巨人・大竹 開幕投手“大穴”候補から「繰り上げ当選」の可能性
27日、沖縄2次キャンプを打ち上げた巨人。原監督は「ケガ人が出たが想定内。新加入の選手たちはチームにいいものを入れてくれている」と1カ月間を総括した。
とはいえ、想定内とも言っていられないのは先発投手陣だろう。22日のオープン戦でエースの内海が2回8失点と大炎上。キャンプ中に背中、腰を痛めた菅野、杉内は1試合2イニングの実戦登板でいずれも失点。調整が遅れ気味なのだ。
原監督は当初、昨季13勝でチーム勝ち頭を内海と分け合った2年目の菅野に開幕投手を任せる腹積もりだったといわれる。が、「3本柱」がピリッとせず、そこで開幕の「大穴」候補に急浮上したのが、片岡と同じFA加入した大竹寛(30)だ。
■先発陣では最も早い仕上がり
大竹は先発ローテが確実視される4投手の中で最も早い19日に実戦初登板。2回無失点の好投デビューで原監督を喜ばせた。最終日のこの日もブルペンで46球。「最後まで投げ込めていいキャンプだった」と振り返った。
右肩に不安がある大竹はキャンプ序盤、こう話していた。