「独りが好き」 球界のモテ男・片岡が語る巨人の重圧と結婚観
西武からFA宣言して巨人に入団。実績は十分だ。07年から4年連続で盗塁王、08年には最多安打、09年WBCでは侍ジャパンの一員として日本の世界一に貢献した。しかし、最近3年間は左ヒザ裏痛など、度重なる故障に苦しんだ。FA移籍に踏み切った経緯など、球界随一のモテ男に結婚観も含めて聞いた。
――FAで西武から巨人に入って驚いたことは?
「人気も伝統もあるし、人の多さと選手が大人だなという印象」
――大人というと?
「メディアやファンに対しても接し方がスマートというか、大人だなと思いましたね。西武の時はファンの方がキャンプ地まで訪れるというのはそれほどないんで。しっかりみんなファンの方にも対応している。紳士の球団だと思いました」
――西武の人気選手で立場も安泰だった。愛着もあったと思うが、FA移籍に踏み切った。規律に厳しい伊原監督が就任したからですか?
「いや、全く関係ないです。西武でやるのが一番だったんですけど、こういうチャンスが今後くるか分からなかったし、じゃあ、来年宣言してみようかなといっても、自分の価値がどうなっているか分からない。残留が一番にあったんですけど、周りの評価が聞きたいというのが上回った」