「いなくなってポカンと穴が…」 巨人・阿部が“松井ロス”吐露
さらに、「若い捕手が入ってきて、『ポスト阿部』と言われたり、書かれる。そういうのを見聞きすると、確かに、そうかオレももうそんな年なのか、年を取ったなとは思います」と言った慎之助。いたずらっぽい笑みを浮かべて、続けた。
「でも、まだまだ。ボクは少なくともあと10年はやりますから、絶対に。そのときには、一塁を守ってるかもしれませんけどね(笑い)。肩は負けるけど、それ以外のところはまだまだ」
■松井さんは「また来るよ!」って言ってくれたけど…
45歳までの現役宣言。これは、松井秀喜の影響が強いようだ。オフにニューヨークまで出向き、松井と親交を深めた慎之助。そのとき、松井に「とにかくできるだけ長く(現役を)やれよ」と説かれたという。
その松井が臨時コーチとして、前半の巨人キャンプの話題を独占。改めて、「松井コーチ」のことを聞くと、こんな答えが返ってきた。
「正直、いなくなって寂しかった。ポカンと大きな穴があいたような……。やっぱり、存在感がハンパじゃないです。実は、最初はあそこまで積極的に選手と接してくれるとは思わなかった。若い選手には自分の方からどんどん聞きにいけよ、って言ってたんですけど、本当に丁寧に対応してくれて。みんなも遠慮せずに話ができた。サイコーでした。最後に、『また、来るよ!』って帰っていかれたんですが、ホントにまた来てくれますかね(笑い)」