日本ハムの二刀流ルーキーが、早くも地元ファンの度肝を抜いた。
本拠地・札幌ドームで行われた4日の巨人戦。「3番・左翼」でスタメン出場した2年目の大谷(19)が、第1打席にいきなりバックスクリーン左へ特大ホームランを叩き込んだ。
続く2打席目は右翼線二塁打。三回にはクッションボールを冷静にさばき、左翼フェンス直撃打を打った村田を二塁で補殺。守備でも魅せた。
今季の大谷は投手優先。高校時代に160キロを投げた右腕に魅力がないとは言わないが、先発投手は週に1度しか出番がない。一方、野手なら毎日客を呼べる。この日の特大弾を見た営業担当は、栗山監督に再考を促すかもしれない。