開幕一軍へ 恩師が語る阪神ドラ4梅野の“ハングリー精神”
新人ながら、開幕一軍も視野に入ってきた。阪神ドラ4捕手の梅野隆太郎(22=福岡大)が、攻守で猛アピールを続けている。
オープン戦9試合で19打数5安打の打率.263。途中出場した12日の広島戦では、同期の広島ドラ1右腕・大瀬良(22=九共大)の初球カットボールを叩き、左中間に適時二塁打。ここまで3二塁打、1三塁打と長打力が光る。和田監督も、「初球からあれだけ振れる。ウチにそういう打者が少ないから、多く打席に立たせたい」と、チャンスを与える方針だ。
マスクをかぶっても存在感を見せている。11日のDeNA戦では先発したメッセンジャーとバッテリーを組み、4回2安打無失点と好リード。捕手は藤井、鶴岡が一軍当確で、梅野は清水と3番手を競っているが、打てる捕手は貴重な戦力だ。
ファン、マスコミの注目度が高い人気球団で、新人からいきなり力を発揮。そのパワーと強い気持ちの源は旺盛なハングリー精神にあるようだ。
高校時代(福岡工大城東)の恩師で現在、東海大五高の杉山繁俊監督はこう語る。