■日ハム時代のヒゲも復活
「粘って粘ってしっかり捉えることができた。移籍1号なので、とてもうれしいです」
とは、本人。ヤクルト2番手の押本を相手に、しぶとく食らいつき、10球目をフルスイングした打撃を自画自賛した。
今季9試合目の出場で8打数2安打4打点の打率.250。1打席勝負の代打屋家業とはいっても、かつての打棒を考えれば、まだ完全復活とは言い難い。それでも、日本ハム時代のヒゲが復活した風貌には、相手投手に独特のオーラを感じさせるようにはなっている。11打席で3四球という成績は、打席で主導権を握れるようになっている証拠だ。