中日・谷繁兼任監督 マスクかぶらなきゃ“タダの人”

公開日: 更新日:

中日のAクラス入りの条件は、谷繁が捕手として試合に出続けること。監督に軸足を置くようなら、期待はできない。他球団が最も恐れているのは、捕手谷繁のイヤらしさと経験なんだから」

 評論家の権藤博氏はこう言っていた。

 その谷繁兼任監督がベンチを温めた3日の阪神戦で、中日が4-7と連日の大敗。指揮官は、4回8安打5四球7失点でKOされた先発の山内に「相手と勝負する前に勝負になっていない」とおかんむりだった。

 昨年8月に右ヒジ手術を受けた山内は、この日が久々の先発にして今季の初登板。不安と緊張にさらされる右腕を、自らマスクをかぶってリードする選択肢はなかったのか。

「打席に立っても、投手よりまず先に捕手の谷繁さんを意識してしまう。不気味なんです」とは、4日から中日との3連戦に臨む巨人中堅選手のセリフである。

 開幕6試合を終え、谷繁監督が選手谷繁をスタメンから外したのは早くも3試合目。先発出場した前日2日の阪神戦は0-15と惨敗したものの、他球団がなにを嫌がっているか、改めて考えるほうがいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主