失点は序盤…スロースターター克服へマー君がすべきこと
「一日でも早くメジャーの調整の仕方に順応すべきです。日本とは違い、登板直前のブルペンでの球数は30~40球程度に抑えられる。できればブルペンで捕手とも話し合って、その日に調子のいい球種を見極めてからマウンドに臨むべきです」
そうすることで序盤の制球も多少は変わってくる。
「マウンドの硬さや傾斜が合わないのか、投球フォームのバランスを崩しているのが目立ちます。左足の踏み込みが甘くて前のめりになり、球が高めに浮いたり、変化球が抜けて痛打につながっている。修正能力の高い投手なので、今後、場数を踏めば順応するはずです」(三井氏)
2戦とも尻上がりに調子が良くなった。立ち上がりの制球難を克服すれば、今以上に白星が計算できるはずだ。