ノミネート4度目も…マー君のMVPが「候補どまり」の理由
今やエース格であるヤンキース田中将大(25)が、またもや栄誉を逃してしまった。
MLBは19日(日本時間20日)、週間MVP(12~18日)を発表。14日のメッツ戦で初完封勝利をマークした田中は選ばれず、アスレチックスのモス内野手(22打数10安打の打率4割5分5厘)が受賞した。ナ・リーグはダイヤモンドバックスのポロック、ドジャースのプイグ両外野手が選ばれた。
田中は4月の第3週にも候補どまり。4月の月間MVP、最優秀新人も含めて、ノミネートされながら4度も落選が続いている。週間、月間MVPは限られた期間での活躍が評価されるだけに、出場試合数の少ない先発投手は不利。今後も田中は、ア・リーグ東地区の首位のチームを牽引する働きをしても、報われない可能性がある。
サイ・ヤング賞をはじめとするタイトルや表彰は、オフまで待つしかない。