朝青龍より嫌われ者? 白鵬「一夜明け会見拒否」で敵だらけ
「担当記者らはカンカンですよ」
角界OBがこう話す。
大相撲夏場所で29回目の優勝を果たしながら、翌26日の一夜明け会見を拒否した横綱白鵬(29)。これにメンツを潰されたのが相撲記者クラブだ。一夜明け会見は記者クラブが優勝力士とその部屋に打診し、了承を得て行われるもの。相撲協会の公式行事と異なり強制ではないものの、拒否の理由も言わずじまいとあっては収まらない。
「もともと記者クラブと白鵬の仲は良好とは言い難かった。地方場所で優勝した場合、一夜明け会見は宿舎で行うのが普通だが、白鵬は<ホテルじゃなきゃダメだ>と主張。会場のレンタル費用はクラブ持ちになるので、記者らから不評だった。その上、あの朝青龍に負けず劣らず、二日酔いで遅刻することも多かった」(前出のOB)
■相撲協会も大歓迎
それだけに相撲記者も我慢の限界だ。他に話題の力士がいなかった一人横綱時代ならともかく、いまは白鵬の機嫌をうかがう必要もない。批判記事を書くにもためらいがなくなるだろう。