エンゼルスが獲得名乗り? レ軍上原がトレード市場で大モテ

公開日: 更新日:

 昨季、レッドソックスを6年ぶりの世界一に導いた守護神の上原浩治(39)が7月末で期限を迎えるトレード市場の主役に躍り出る公算が高い。

 何しろ、今季のレッドソックスは投打の歯車がかみ合わず絶不調。5月には20年ぶりの10連敗を喫し、53試合で24勝29敗の勝率4割5分3厘。ア・リーグ東地区首位のブルージェイズとは7ゲーム差の4位と低迷している。チームとは対照的に上原は好調を維持しており、ここまで22試合で1勝1敗11セーブ、防御率0.83。4月には一時、右肩の不調を訴えたが、依然として安定感は抜群だ(記録は29日終了時)。

 レッドソックスは、ここにきてエース右腕バックホルツが左ひざ痛で故障者リスト(DL)入り。主力の離脱が相次いでいることもあり、巻き返しは絶望的だ。

 ポストシーズン進出の夢が消えたチームは早々と来季に備える。年俸の高い主力を放出して(上原の今季年俸は約5億円)、若手の有望株を獲得するケースが多い。レッドソックスがトレード期限までに上原を放出する可能性は十分にある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動