援護なく4敗目…黒田が投げるとヤ軍打線はなぜ湿るのか?

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7回2失点の健闘も

 順調なルーキーとは対照的にベテラン右腕が白星に見放されている。ヤンキース・黒田博樹(39)が8日(日本時間9日)のロイヤルズ戦に登板。7回を5安打2失点、3奪三振、2四球で4敗目(4勝)を喫した。

 二回に簡単に2死としながら、7番ケインに右越えの二塁打を浴びるなど4連打で2失点。その後は立ち直り、五回以降は3者凡退に仕留めたが、打線の援護に恵まれなかった。

 これで黒田は13試合に登板し、クオリティースタート(6回を3失点以内)は7度目。まずまずの投球を披露しながら、味方打線に見殺しにされるケースは少なくない。今季、黒田の1試合当たりの援護点(RS)はリーグ35位の3.77。同僚の田中(4.75=同17位)、レンジャーズ・ダルビッシュ(4.55=同21位)と比べてもRSの少なさは明らかだ。

■相手投手も触発されて…

 今季のヤンキース打線は湿りがちとはいえ、黒田が投げると当たりが止まるのはどういうわけか。実は他でもなく、黒田に原因があるという。

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