タイトル戦内定…亀田興毅vs河野公平、勝負の分かれ目

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 亀田がめった打ちにされる姿が見られるか。

 スポーツ紙が報じたボクシングWBAスーパーフライ級王者の河野公平(33)と亀田興毅(27)との世界戦。もっか停止中になっているライセンス問題さえ解決すれば、亀田ジムは活動再開。すでに河野の所属するワタナベジムと亀田ジムの間で、8月にタイトルマッチを行うことが内定しているという。

 両者の思惑はともかく、この2人はどちらが強いのか。

 亀田はこれまで日本人や強豪との対戦を避け、ロートルボクサーや戦績が怪しい相手とばかり戦い、ライトフライ、フライ、バンタム級の3冠を達成。いわばマッチメークの妙だけで得たベルトだ。

 とはいえ、“本物”のチャンピオンである河野の圧勝かといえば、そうともいえない。河野はテクニックより馬力や根性で戦うファイタータイプ。一方、亀田はガチガチに守りを固めた上で相手のスタミナを消耗させてから、ポイントを稼いで判定勝ちを狙うスタイルだ。

 消耗戦となれば6歳年長の河野は不利。「亀」のガードを打ち崩せるかどうかが、勝負の分かれ目になりそうだ。

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