コートジ戦はまるで別のチーム ギリシャが初の決勝T進出
試合前までC組の最下位、勝ち点1、得失点差マイナス3と日本より下だったギリシャが、まさかのW杯初の決勝トーナメント進出を決めた。
守って守ってカウンター狙いのチームが、この日のコートジボワール戦は序盤から果敢に相手陣内に攻め込む。ひょっとして別の国じゃないかと思うほど、積極的に相手ゴールに襲い掛かった。
前半終了間際の42分。MFサマリスがFWサマラスからのパスをインサイドでゴール。後半に入って後がなくなったコートジボワールの反撃で同点に追い付かれるも、ロスタイム48分、サマラスがペナルティーエリア内で倒されて得たPKを自分で決めて振り切った。
この日は勝利が絶対条件。基本的に日本と同じ状況からの決勝T進出は、FIFAランク12位の底力があればこそだ。