原監督は頭が痛い…広島エルドレッドが巨人戦前に完全復調
苦虫を噛み潰したような巨人原監督の顔が目に浮かぶ。
九回に飛び出した会沢の勝ち越しソロで決着した29日のDeNA戦。計5本のアーチがかかった乱打戦で気を吐いたのが、広島4番のエルドレッド(33)だった。
初回にバックスクリーンへ2点本塁打を叩き込むと、三回に2打席連発となるソロを左中間へ運んだ。25号、70打点はいずれも12球団トップを独走する数字だが、先の交流戦では精彩を欠いた。
23試合で本塁打こそ8本をマークしたものの、打率は87打数16安打の.184。足並みをそろえるように、チームも9勝15敗で交流戦最下位に終わり、6個の貯金を吐き出してしまった。
交流戦前まで打率.347、15本塁打とセの投手を血祭りに上げていたエルドレッドがリーグ戦再開で息を吹き返せば、最も頭が痛いのは、5本塁打を献上し、1日から直接対決3連戦を控えている巨人である。