坂本、村田への仕打ち? ア軍中島「巨人入り」の仰天情報
「日本に戻ってくるのなら、巨人とみている。なにしろ両者には強固なパイプがあるからね」
在阪パ球団の編成担当がこう言った。
このパ球団の補強ポイントは強打の内野手。米マイナーリーグに所属する複数の中南米出身の格安選手をリストアップする一方で中島裕之(31)の調査も行った。西武の主砲として11年間で打率・302、162本塁打、738打点の実績を誇る、あの中島である。
12年オフに海外FA権を行使してアスレチックスに入団。総額650万ドル(約6億5000万円)の2年契約プラス出来高という好条件を手にしたが、しかし、1年目の昨季は左太ももの故障もあって、一度もメジャーに昇格できなかった。
「昨年8月にメジャー昇格の前提となる40人枠からも外された中島は、今季も3Aで開幕を迎え、今は2Aにまで降格している。アスレチックスとの契約は3年。成績にかかわらず、年俸が自動的に5億5000万円にまで跳ね上がる3年目は、契約を更新するか破棄するかの選択権を球団が持っている。当然、今のままではアスレチックスがオプションを行使するはずもなく、今季終了後に中島との契約を破棄する可能性が極めて高い。本人にはこのまま日本には帰れないという気持ちが強いようだが、来年7月には33歳になる中島に興味を示すメジャー球団はなかろう、ということで獲得の可能性を探っていたのですが…」(前出のパ球団編成担当)