坂本、村田への仕打ち? ア軍中島「巨人入り」の仰天情報
■09年WBCが縁で…
昨季、3Aで打率・283、4本塁打、34打点に終わった中島は、今季もここまで54試合に出場して打率・233、2本塁打、21打点。マイナーですら結果を残せていないものの、日本でならまだまだ十分に戦力として計算できる。西武時代の最高年俸が2億8000万円、現在も2億5000万円の高給取りだが、このまま米球界に爪痕ひとつ残せず帰国となれば、そんなにカネもかからない。そう踏んで本格的に調査を開始した直後、この編成担当の耳にやたらと入ってくるようになったのが「原監督」の名前だというのである。
実際、中島と原監督の関係は浅くない。中島は原監督が率いた09年WBCで、チームトップの打率・364、6打点の活躍で日本代表の2連覇に貢献。ここで原監督にとって「特別な選手」になった上、共通の知人がいることもあって、付き合いはグラウンド外にも広がった。2人がオフに食事を共にしているのは、巨人ナインの一部にも知られた話だ。親分肌で仲間の面倒見がやたらといい原監督には、球団の垣根を越えてかわいがる選手やOB、関係者がほかにもヤマほどいるが、中島争奪戦が勃発した際には、この2人の関係性が大きくものをいう、というわけである。