坂本、村田への仕打ち? ア軍中島「巨人入り」の仰天情報
■原監督をうたう「実力至上主義」
中島は本職の遊撃に加え、三塁もこなせる。巨人のポジション的には坂本勇人(25)、村田修一(33)ともろにバッティングする選手だ。坂本、村田は原監督が「巨人の枢軸」と表現するチームの中心。いくら、今年も大竹、片岡の2人を取るなど、就任11年で10人ものFA選手を補強している原監督とはいえ、余剰人員になりかねない中島に興味を示すとは思えない、という声はある。
が、坂本にも村田にも「枢軸」と口で言うほどの信頼感を置いているわけではない。村田には4番を任せながら好機に代打を送り、前半戦最後の2試合は一気に7番まで打順を下げた。坂本も同様に7番まで降格させたこともある。今年の5月には、現役では阪神の鳥谷に次ぐ662試合連続出場を続けていた坂本をスタメンから落とし、記録を途切れさせた。
口癖でもある「チーム内競争」「実力至上主義」の大義名分のもと、原監督が中島に興味を示しても、少なくとも巨人ナインは誰も驚かない。