田中理恵が「日本一」と絶賛 15歳の平岩優奈に高まる期待
女子体操界に新鋭が現れた。世界選手権(10月、中国・南寧)代表の平岩優奈(15、三菱養和スクール)だ。
7月の全日本種目別選手権の平均台で優勝し、初代表入りを果たした平岩はその容姿に加えて体操の実力も折り紙付き。全ての種目で柔軟性のある技を繰り出すことから、ロンドン五輪代表の田中理恵(現日体大助教)が「今、日本で一番きれいな体操をする」と絶賛した逸材だ。
平岩にとって10年の世界選手権(ロッテルダム)で日本人初のエレガンス賞を受賞した田中は憧れの存在だ。
「表現力がすごくて、床の動きを真似したい。将来はエレガンス賞を取りたいです」と話す。
幼少の頃は日本代表も指導したロシア人コーチから徹底して基礎を叩き込まれた。
今回の代表チームでは最年少だが、世界選手権では本場仕込みの演技で観衆を魅了しそうだ。