10勝到達 日ハム大谷が“ヨレヨレ”でも大崩れしない理由
大谷が大崩れしないのはなぜか。
「比較的安定した投球を続ける理由は、飛び抜けた球速にあると首脳陣はみています」と、地元スポーツマスコミ関係者がこう続ける。
「何しろ速球の平均球速が155キロ近い。ストレートのほとんどは150キロ以上で、フォークが140キロ台ですからね。コントロールが良くないといっても、四球を連発するほどヒドくはない。あれだけの球速についていこうとすれば、多少、ボール球でも打者は手を出さざるを得ませんからね」
ちなみに前半戦と比べて制球が悪くなった理由は、球宴で162キロをマークした後遺症とか。腕を強く振ることを意識し過ぎた反動で、それは本人も自覚している。
ケタ外れの球速がときにアダになることはあっても、大谷に関してはマイナス部分を補って余りあるということだ。