10勝目前も 日ハム大谷を苦しめる「貧打」と「タイトル争い」

公開日: 更新日:

 2ケタ勝利を目前にしながら足踏みが続いているのが、日本ハム大谷翔平(20)だ。

 17日の西武戦に先発。今季4戦で3勝無敗の「お得意さま」相手に10勝目を狙いにいったが、初回に中村に3ランを浴び、いきなり劣勢に。その後、何とか持ち直したものの、味方打線の援護は3点止まり。降板した七回までに149球(4安打3失点)を投げながら4試合連続で白星はお預けとなった。大谷は試合後、元気なく記者の質問に答えた。

「今日は全然ダメでした。全体的にです。二回以降は立て直した? ただ単に甘い球を相手が打ち損じてくれただけ。全部ダメでした。(このところ勝ちがつかないが?)今日ぐらいのピッチングではあまり点も入らない。僕が野手なら守りたくないピッチャーです」

 8月に入って今回が3度目の登板。前回(10日、ソフトバンク戦)は130球、前々回(3日、ソフトバンク戦)も129球を投げ、今月3試合の球数は合計で400球を超えた。

 このところ、中6日の登板間隔を与えられているとはいえ、二刀流と猛暑で疲労はピークだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造