選手、関係者拍子抜け…アギーレ監督 合宿初日はまるで別人
アギーレ・ジャパンにとって初めての代表合宿が1日、札幌市内の競技場でスタートした。
キリンチャレンジカップ(5日・ウルグアイ戦=札幌、9日・ベネズエラ戦=横浜)に向けた合宿には、所属クラブの試合の関係でGK川島、DF長友、酒井宏、MF田中、本田、FW岡崎、柿谷以外の16選手が初日のメニューをこなした。
冒頭の5分間にピッチ中央でミーティング。それからボールを使ってドリブル、トラップ、パス交換など軽めのメニューが続き、途中で体幹トレーニングが加わった。このほかに縦7メートル、横3メートルのスペースを使って3対3のフットテニスも行われ、約1時間半の練習中には選手の笑い声も聞かれ、和やかなムードで初日の練習が終了した。
「ピッチ上では鬼軍曹と喧伝されたが、この日のアギーレは別人のようだった」とは、現地で取材したサッカージャーナリスト・森雅史氏である。
「フットテニスでGKがチームを組んだのですが、そのGKチームと対戦した選手たちから聞いたところ、アギーレが《負けたら代表から去ってもらうぞ!》と冗談めかして話しかけ、あまりのフレンドリーさに《聞いていた話と違う》と面食らったそうです」