オリオールズ地区Vに貢献 元中日チェンの気になる来季年俸

公開日: 更新日:

 ここまでチーム最多の16勝(4敗)を挙げ、97年以来17年ぶりの地区優勝に貢献したのがオリオールズの左腕チェン(29=元中日)だ。

 メジャー通算84試合に登板して35勝22敗(16日現在)。今季限りで3年1138万ドル(約12億1800万円)の契約が切れる。チェンの来季年俸は一体、どれくらいまでハネ上がるのか。

 優勝チームのエースであれば年平均15億円が相場だが、チェンに関していえば事情が異なる。オリオールズと3年契約を結んでいるものの、4年目は球団側が選択権を持つオプション契約だからだ。

 球団が来季オプションを行使した場合の年俸は475万ドル(約5億900万円)。ただし、13~14年にかけて56試合以上に先発するか、360回に登板すれば、年俸は600万ドル(約6億4000万円)にアップする。 今季の出来高払いは年間30試合先発、200回登板をクリアすれば、それぞれ10万ドル(約1070万円)。表彰ボーナスはサイ・ヤング賞受賞で15万ドル(約1600万円)、同賞の投票で2位なら7万5000ドル(約800万円)、3位で5万ドル(約540万円)。仮に満額を手にしても今オフのボーナスは約3700万円だ。

 昨オフは敏腕代理人として知られるスコット・ボラス氏と契約。チェンの働きが稼ぎに反映されるのは来季以降になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動