日ハム中田翔が見た後輩・大谷 「異次元の修正力持っている」

公開日: 更新日:

 二刀流に挑み、目覚ましい活躍を続けている日本ハム大谷翔平(20)。投手として11勝、打者として10本塁打の「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」はかのベーブ・ルース以来の快挙です。そんな大谷を先輩の中田翔はどう見ているのか。大谷と同じ2年目での中田の本塁打数は9本。二刀流の後輩にそれを超えられ、複雑ではないのか。単刀直入に聞いてみた。

「いや、それは、なんとも思わないですね。まったく気にしてなかったです。大谷はホンマにスゴいヤツですもん」

 と、意外なほど素直に大谷を持ち上げる中田は、こう続けた。

「なにがすごいって、あの修正能力ですよ。彼も一時、打率が2割6分台まで落ちたでしょ。同じキャリアのころの自分を考えたら、絶対にあのまま落ちるところまで落ちてます。間違いないです。でも、大谷は2割8分、2割9分までまた上げた(25日現在は.269)。それが、すごい。普通は一回調子を落としたら、そんなに簡単に戻せないです。キャリアがあれば、別ですよ。経験の中でいろいろな修正法が蓄積されるから。大谷は2年目。それなのに、いくつも(修正する)引き出しを持っている」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…