巨人今年1番の事件…交流戦中に主力2選手“夜のトラブル”
マジメに1時に戻ってきたはずが、時計を見ると1時5分になっていた。ヤバイと思ったその選手、こっそり部屋に戻ろうとした瞬間、「ちょっと待ってください!」と呼び止められた。
「今1時5分です」
宿舎の警備員だった。その頃は球団職員ではなく、警備員が選手の出入りをチェックし、門限破りがあった場合は速やかに球団に報告することになっていた。
前出の選手が続ける。
「融通が利かないというか、その警備員が球団に報告するって言うんで、『たった5分遅れただけで10万円。痛いよね。警備員さんは痛くない?』って迫り、やりあったんだそうです」
深夜のホテルのロビーでは、有名選手と警備員のすったもんだが、しばらく続いたという。
この「“半”外出禁止令」は球宴前後に解除されたものの、CSを勝ち抜いて日本シリーズに進出すれば、現状では福岡か大阪か札幌への遠征が控える。いずれも日本を代表するネオン街があるから、球団は気が気ではない。再び「夜の街注意報」を発令し、「場合によっては外出禁止の可能性もある」(球団関係者)と言う。
そんなトラブルをものともせず、リーグ3連覇を達成した。