第2戦地上波なし 巨人CSファイナルにTV局ソッポなぜ?

公開日: 更新日:

 巨人は25日の中日戦に敗れ、2位広島が勝ったため、マジックは2のまま。足踏みとはいえ、リーグ3連覇は目前で、チーム内から「胴上げは名古屋より明日からの横浜の方がいい」なんて声も聞かれるが、喜んでばかりもいられない。東京ドームでのCSファイナルステージの地上波放送が、今年はない試合があるというのだ。昨年、巨人対広島の全3試合を地上波で中継した日本テレビ関係者がこう言う。

「今年は第2戦の放送予定が今のところCS放送のG+だけ。BS日テレでも中継しません。他局にも打診したけど、エースが投げる第1戦や日本シリーズが決まるかもしれない第3戦と比べると、第2戦はうまみがないから決まらなかった。まだNHKの可能性は残されているけど、最悪、CS放送だけということになりそうなんです」

■開幕戦以外はすべて1ケタの低視聴率

 地上波の巨人戦は今年も苦戦が続いた。今季の最高は松井秀喜が初めてゲスト解説を務めた阪神との開幕戦。10.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったが、それでも開幕戦の史上最低記録を更新する数字だった。以後の試合は全て1ケタ台が続いている。某テレビ局関係者が指摘する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造