PS6連勝 ロイヤルズの快進撃を支える「機動力」と「堅守」
■ゴールドグラブに3選手、候補にも2選手
PS6試合のうち4試合を2点差以内でものにしてきた。少ない点差を守り切るパターンが確立されている。
「セットアッパーの160キロ右腕ヘレイラ、デービス、クローザーのホランドは盤石(いずれも自責点1)。ここまで1点差試合を制しているのは鉄壁なリリーフ陣に加えて守備力が安定しているのも見逃せません。昨季は捕手ペレス、一塁ホズマー、左翼ゴードンの3人がゴールドグラブに選ばれ、二塁エスコバー、中堅ケインの2人も候補に入るなど、センターラインは鉄壁。勝敗を左右する致命的な守備のミスが少ないため、安定した試合運びができるのです」(前出の友成氏)
ロイヤルズの快進撃は決してミラクルではないのだ。