打撃絶不調なのに 日ハム栗山監督はなぜ大谷を先発させない
■「宝の持ち腐れ」で敗退も
しかし、CSは短期決戦。日本ハムは1敗のハンディを負っている。今季のチームの勝ち頭(11勝)で、最も勝つ確率の高いエースを使わないまま5戦までに敗退してしまっては、「宝の持ち腐れ」。打者としてサッパリなのだから、なおさらもったいない。
そもそも大谷は今季、開幕から投手中心で起用する方針をチームで固めていた。それがCSファイナルステージになり、「打者なら毎試合使える」と欲をかいたせいで、“アブハチ取らず”に終わる可能性まで出てきた。
試合後の栗山監督は、「(ステージの)最後までいけるように明日(の試合を)取りたい。とにかく1試合でも多くやりたい」と話したが、大谷が投げる前にシリーズが終わってしまえば、ナインもファンも泣くに泣けない。