日本シリーズの裏で…ソフトB球団職員が散らす激しい火花
日本シリーズの裏で、ソフトバンクにチーム内紛争が勃発だ。
甲子園に乗り込み、チーム一丸となって阪神戦に臨むナイン。だがその一方で、球団職員同士が火花を散らしているという。
ある球団OBが言う。
「ソフトバンクの球団職員は南海、ダイエー時代からの流れをくむ福岡組と、東京からの本社出向組に分かれている。この両者の折り合いが良くない。近年は孫オーナーの肝いりで球団に出向してくる者が増え、球団の要職に就くこともしばしば。しかし、チームや地元の実情に暗いものだから、トンチンカンなことを言い出すことも珍しくない。年々本社の影響力が強くなっているので、出向組は増えることはあれ、減ることはないだろう」
付け焼き刃の知識で「博多っ子でござい」と振る舞っていた出向社員が東京出身とバレて、古株の球団職員に怒鳴られた揚げ句、「アイツは信用ならん」と言いふらされたこともあるほど。それほど両者の溝が大きいのだ。阪神に惨敗しようものなら、孫オーナーはいよいよ球団のすべてを掌握しようとするだろう。日本一を勝ち取って満足させれば、干渉は少なくて済む。